オンライン・大人「石膏デッサン」
こんにちは!先日のオンラインレッスンの様子をお伝えします。 人物画を鉛筆で描くことを目標に受講していただいている生徒さん。鉛筆の削り方やグラデーションのトーンを作りました。 学生時代に美術室で見た石膏像に憧れがあるそうで、石膏のデッサンもやってみたいとお話してくださいました。 オンラインレッスンは石膏像を用意はできないので、お写真での模写をしていきます。 なのでどちらかというか写真模写のレッスンに近いですが、できる限りデッサンの手順もお伝えしながらお話していきました。 フレームを考えて、画用紙にどの大きさで描くか?も大事なポイントです。中心も決めていきます。 デッサンだと、この中心がブレないよう、そこを基準にして形の変わり目となる部分を測っていきます。 面取り石膏像は形の変わり目がわかりやすいよう、面で構成された石膏像です。 形の変わり目のポイントを計測しながら画用紙にあたりを描いていきます。 なかなか言葉で伝えるのは難しい作業で、混乱してしまったかと思います。 まずは、グリッドを使って、同じ位置を見つけて模写をしていく作業として考えていただけたらと思います^^; 後日、お家でも進めてくださった生徒さんから途中経過のお写真をいただきました!石膏像初めてですか!?と思うくらい、かなり正確に形の変わり目を計測できていました👏 特に頭のシルエットが完璧でした。 大変だったかと思いますが、初めての模写でこの再現率は素晴らしいです!!! 陰影もご自分で進めてくださるそうですので、次回のレッスンを楽しみにしております。 デッサン力とは、自分が見ているものを再現していく力です。人間の脳は7割を過去の記憶で補正しているので、7割は自分の見たいように見ていると言えます。デッサンは、本当にそう見えてる?と確認をしていく作業でもあり、それを認識して認識した通りに表現する作業です。 ・見たままをその通りに表現する練習もデッサンですし・自分の見ている世界をそのまま表現する練習もデッサンです デッサンや、模写をすると、自分の思っていたよりも長いなとか、角度が違うなと気づくことがあります。それが脳の認知が変化し観察力が上がっていく合図です! 「難しかったですが、楽しかったです!」と生徒さんからメッセージをいただきました! 達成感がありますよね☺️地道な作業ではありますが、続きもがんばりましょう! […]